畳表に使われるイグサの直径は約1.5mm。中の構造はハチの巣のようにたくさんの部屋があります。このため湿気をいっぱい吸うことができ、同時に健康に悪い二酸化窒素(NO2)やVOC(揮発性有機化合物)などの有害物質も吸着します。また畳床の素材のひとつでもあるワラについても同じ様な性質があり、畳は天然の空気清浄器といわれています。
湿度が高くなれば湿気を吸い、低くなれば今度は湿気を放出する。自然の素材が少なくなった私たちの生活の中で、畳は部屋の湿気をコントロールしようとガンバッています。余り湿度が高いとカビ、ダニ、シロアリの発生の原因にもなります。時々は畳の水分を専門家に測定してもらい、湿気の害を防ぐことが必要です。
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